Appleは6月に開催されるWWDCでiOS 13やmacOS 10.15などの新しいOSを発表すると予想されています。このWWDCを間近に控え、Bloombergが新しいOSの新機能について予想記事を掲載しています。
進化したサブディスプレイ
iOS 13には「iPadをMacのサブディスプレイとして使う機能が標準搭載される」との情報は以前から噂になっていました。ただサブディスプレイ機能はサードパーティー製のiPadアプリで実現できるものであり、Appleが標準機能として搭載するだけではそれほどインパクトのある新機能にはならないなぁとも思っていました。
しかしBloombergの記事には「Macの表示領域を拡大し、またApple Pencilで描画し、Macの通知を受け取ることも可能」と書かれており、サードパーティー製アプリより一歩踏み込んだサブディスプレイ機能であることが示唆されています。この記事でiOS 13への期待は一気に高まりました。
例えば、Macで作成中の文書をサブディスプレイのiPadで表示し、そこにApple Pencilで手書きで注釈や簡略図書き込み、またMac側に戻して文書作成を再開するなんて使い方も可能になるのでしょう。サブディスプレイとなるiPadでMacの通知を受けることで、Macでの作業を通知に邪魔されない環境を作ることもできます。
iOS 13のサブディスプレイ機能はなかなか良さそうで、WWDCでの発表、さらには正式版の公開となる秋(9月)が楽しみになってきました。