先日から日本でもApple StoreやApple Online Storeで販売が始まった「Eve Energy」ですが、Online Storeの写真とは異なり、日本で販売される製品は日本のコンセントに合致するプラグ形状となっていました。
アダプタは不要
Apple Online Storeに掲載されているEve Energyの写真はアメリカのプラグ形状に合わせた製品となっています。そのためこの製品を購入しても、アダプタを間に挟まないと日本の一般的なコンセントには刺さらないと考えていました。まあ、それでもアダプタを挟めば良いかと思い購入したのですが、実際に到着した製品はしっかり日本の家電製品のプラグ、家庭用コンセントに適合するプラグ、コンセント形状になっていました。
Apple Online Storeの写真
実際に届いた製品
アダプタを挟むのはスマートではないので嫌だなぁと思っていたのですが、心配しすぎていたようです。またもう一つの不満点であったプラグ自体の大きさも、思ったほどは大きくありませんでした。テーブルタップの端に一つつけるだけなら他のコンセントと干渉することはなさそうです。一つだけをテーブルタップに差し込んで使うなら不便はないでしょう。ただ税込7,000円弱という価格設定は依然として少し不満ではあります。
電熱器やストーブの使用は禁止
Eve Energyは自動で電源をON/OFFできる装置ですが、これを使って電気ストーブや電熱器を操作するのは禁止されています。遠隔地から操作して電源をOFFにしようと思っても、通信上の問題でOFFにできないケースも考えられ、その時に発火の恐れがあるような製品では使えないということでしょう。また遠隔地からのON/OFFだけでなく、製品の近くにいる人が容易に電源操作ができる状態にしておくことが危険防止の観点から推奨されています。
ホームオートメーション技術が発展しているとはいえまだまだ安全性を最優先にした場合、その使用に適さない製品も多く残っています。将来的には各製品にホームオートメンションを前提とした安全装置が付けられていくことになると思いますが、今はまだその段階にはないのかもしれません。