「ジョニー・アイブ氏の退社発表」でAppleの時価総額は約1兆円減少

Appleの発展の礎を築き、Appleを代表する人物とされる製品デザインの責任者、ジョニー・アイブ氏が年内でAppleを退社するとの発表がありました。多くのAppleファンが彼のデザインした製品のファンだと言っても過言ではないくらい、AppleとApple製品になくてはならない存在の同氏が退社するとの報道は衝撃を以って迎えれています

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時間外取引で株価下落

Appleからジョニー・アイブ氏の退社を発表するニュースリリースがあった直後、Appleの株価は1%ほどの値下がりを記録しました。一般的な株価の値下がり幅としては大きい方ではないのですが、Appleの時価総額が9,200億ドルなので、同氏の退社報道で92億ドル(約9,850億円)分の価値が消失したことになります。それほどジョニー・アイブ氏の存在は大きかったということでしょう。

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アイブ氏は新たに設立した会社でこれからもAppleの仕事を請け負うと発表されたものの、独立は将来的にAppleとアイブ氏との距離が遠のく可能性を示唆しています。その懸念がAppleの株価下落につながったのかもしれません。

それぞれの道に期待

Appleから独立するとは言え、当面はiPhone、iPad、Macのデザインはアイブ氏とそのチームが担当することになるでしょう。そのため短期的にApple製品のデザインデザイン思想が大きく変わることは考えにくでしょう。しかし徐々にアイブ氏の影響は少なくなっていくと考えられ、そこでApple製品がどのような方向に発展していくか、これはすごく楽しみなことだと思います。

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また独立したアイブ氏はApple製品だけでなく、様々な製品のデザインを手がけることになるはずです。また工業製品のデザインだけでなく、さらに幅広い分野の製品、サービスなどのデザインにも活躍の場が広がるかもしれません。Appleファンとしてはこれも楽しみでなりません。

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