WirelessWire Newsが気になる記事を掲載しています。
「米オバマ政権、TPP交渉でJailbreakやSIMロック解除の非合法化を提案」
ウィキリークスからの情報がもとになっているので、どこまで正確で、どのレベルで検討されているかは不明ですが、TPPの交渉次第ではiPhoneの脱獄や下駄を履かせてSIMロックを無効化するような行為が違法になる可能性が出てきました。
ウィキリークスからの発表はこちら(英語) |
知的財産保護という範疇で製品やソフトウェアを無許可で改変する行為が取り締まりの対象になるのでしょう。違法化の理論にも一理ありますが、既にiPhoneの脱獄はアングラ文化として定着しています。
記事でも既に2300万人が脱獄しているのに、これを違法化するのには無理があるとのコメントが掲載されています。僕も脱獄の違法化には反対です。あくまで個人で楽しむ範囲という限定での賛成ですが、脱獄文化も含めてスマートフォン文化であると考えます。この文化に法律の網を被せて潰してしまうのはもったいない気がします。
ちなみに記事にもあるようにアメリカではキャリアの許可がないSIMロック解除は、著作権を侵害しているという判断で違法になっているようです。意外でした。