Appleは今朝、iOS 13.4.1を公開しています。先日のiOS 13.4へのアップデートで複数の機能追加があったので、今回の更新は不具合の修正が中心となっています。多くの人が困っていた不具合というよりもかなり細かい修正ですが、テレワークで多くの人がFaceTimeを使うケースが増えているな状況下で、少しだけ困る人がいそうな不具合が修正されています。
古いOSとの互換性
今回iOS 13.4.1で修正された不具合は、iOS 13.4をインストールしたiPhoneがiOS 9.3.6以前、もしくはOS X 10.11.6以前を搭載したデバイスとFaceTime通話ができない不具合が解消されているとされます。iOS 9.3.6もOS X 10.11.6も4年近く前にリリースされたOSであり、機器の制約がある場合を除いてこれらOSをまだ現役で使っている人は少ないと思われます。
それでも最近はテレワークを多くの人が実施する状況下にあり、FaceTimeの出番も増えているでしょう。もしかしたら家にある古いiOSデバイスを引っ張り出して、FaceTime専用のディスプレイとして使ったものの、iOS 13.4をインストールしているユーザーと通話できないという不具合に遭遇して困ったという人もいるのかもしれません。
ちなみにそれ以外にもBluetoothの設定に関する不具合も修正されています。今回の更新版をインストールしたことでの不具合も報告されておらず、時間があるときに更新しておくのがベストでしょう。