もう直ぐ発表されるiOS 14はiOS 13サポート機種全てに対応か

6月22日(日本時間23日未明)から始じまるWWDCで発表されるiOS 14は現在iOS 13がインストールできる全てに機種に対応するとの予測が出ています。Appleはこれまで旧iOSが対応していた最も古い機種を新iOSではサポート外としてきましたが、数年前から古い機種をサポートすることもiOSの一つの特徴と考えるようになり、最近では機能は制限されるものの比較的古い機種でも最新のiOSをインストールできるようになっています。

iOS 13

iPhone 6s以降に対応か

iOS 13はiPhone 6sより後に発売されたiPhone (iPhone SEを含む)にインストールできます。そのためこれら機種全てにiOS 14がインストールできるようになるとすれば、iPhone 6sからiPhone SE(第2世代)、そしてこの秋発売される次期iPhoneまで、かなり多数のモデルに対応するOSになりそうです。この噂は以前から囁かれていたもので、今回、発表直前に再び報じられたことで噂の信憑性は高そうです。

iOS 12

ただ古い機種ではiOS 14に搭載される一部の新機能が使えない可能性は十分に考えられます。それでも最新のiOSがインストールできるなら、古いiPhoneの寿命(快適に使える期間)が延びることにも繋がります。最新のiOSを比較的新しいだけに対応させ、買い替えサイクルを短くさせるのもAppleにとっては有効な戦略だったのかもしれませんが、最近はiPhoneの販売価格は上がり続けており、古くなっても1台のiPhoneを長く使うユーザーも増えてきました。そうしたユーザーを他社のスマートフォンに乗り換えさせない意味でも、最近のAppleは古い機種へのサポートを継続させているのではないでしょうか。

wwdc

なおiOS 14は6月22日(日本時間23日未明)、オンライン開催となるWWDCで発表される予定で、その後3カ月ほどのテスト期間を経て9月中旬に一般公開されると予想されています(これまでの年と同じスケジュール)。

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