iPadOS 14のSiriはアプリのバックグラウンドで作動

いよいよiOS 14iPadOS 14の正式版リリースが近づいてきましたが、ベータ版でも徐々に新しいOSの新機能が解放されています。先日公開されたiPadOS 14 beta 6ではアプリを起動したままSiriが使えるようになっています。

siri

全画面表示は不便

Siriは年々賢くなっており、今ではiPhoneやiPadを操作するだけでなく、スマートスピーカーやスマートホームとの連携でも便利に使えるようになっています。ただそのSiriを起動するとiPadは全画面がSiriに占領されてしまい、それまでの作業が中断されてしまいます。

例えばiPadのPagesで文書を作成中、気分を変えるためにApple TVで音楽を再生させようとiPadのSiriを起動すると、そこでPagesの画面は暗転してSiriがディスプレイを占領してしまいます。また動画を見ているときに部屋の明かりを少し暗くしたい時も、動画視聴を中断してSiriに指示することになります

これでは作業や楽しみが中断さてしまい、Siriの便利さが大幅に低下したように感じるでしょう。この不便さがiPadOS 14 beta 6から解消されています。Siriは小さな画面で起動し、アプリのバックグラウンドで作動するようになっています。これでそれまでiPadでしていた作業を中断せずにSiriを使えます。

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Siriは対応アプリが増えただけでなく、ショートカットアプリやスマートホーム、スマートスピーカーとの連携の結果として用途が増えてきただけに、iPadの使い勝手向上においてこの変更は重要だと思います

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