Apple Online Storeで他社製のスピーカー、ヘッドホンの販売が終了しています。現在販売されているオーディオアクセサリはAirPodsやHomePod、それにBeats製品とほんの一部の他社製品だけになってしまいました。
HomePod mini？ AirPods Studio？
Apple Online Storeで始まった他社製オーディオアクセサリの販売終了はApple Storeでも準備されていると報じられており、他社が製造するスピーカーやイヤホン、ヘッドホンをAppleが販売することはなくなります。これはこれまでの方針を大きく変えるものであり、メーカー、消費者双方に多少の混乱をもたらすでしょう。
Apple Store、Apple Online Storeで販売されていた他社製スピーカーはAppleが提供するAirPlay 2に対応させるなど、各企業が努力してiPhoneやiPadなどと組み合わせて使うのに便利なように工夫されていました。AirPlay 2で音楽を聴くとすれば、第一の選択肢はHomePodではなく他社製スピーカーだったことは間違いありません。その他社製スピーカーの販売をAppleが終了するということは大きな意味を持ちそうです。
国内外のネットメディアは今回の販売終了をHomePod miniやAirPods Studioの発売の前兆と捉えています。確かにこれら製品が出揃うことで、Apple製品だけでもそれなりのオーディオ環境を構築することは可能になるでしょう。しかしそのラインナップだけではどこか物足りなさを感じるのも事実です。できればAppleが自社製品と相性の良いオーディオアクセサリをセレクトし、時には共同開発して、多種多様な製品をApple Storeなどで販売して欲しいとは思います。