【追記】政令指定都市周辺の比較は「iPhone向けLTE 政令指定都市周辺のエリア比較」の記事で取り上げています。
ドコモからのiPhone販売という報道で一気に盛り上がっていますが、この流れに乗って3社のLTE(次期iPhoneで対応するとみられる800MHz帯を含む)エリア比較をしてみたいと思います。都市部では細かいつながりやすさに差異があるものの、エリアという面で大きな違いがないので、比較しやすい場所で比べてみます。
まず北海道のLTEエリア
上からドコモ、au、ソフトバンクのLTEエリア。こうみるとソフトバンクが少し見劣りしてしまいます。ドコモもauに比べて狭いですが、拡大予定(紫、黄緑)のエリアも多く、まだまだ拡大していく気配はあります。
続いて九州のLTEエリア
これも上からドコモ、au、ソフトバンクですが、3社に北海道ほどの差はありません。auのLTEエリアが他の2社よりも厚みがあることが分かりますが、圧倒的な差ではないかもしれません。またドコモとソフトバンクを比較すると若干ソフトバンクのエリアが広くなっています。ただ、拡大計画エリアはドコモに多くあり、半年位すればドコモとソフトバンクのLTEエリアはそれほど変わらなくなるか、もしくはドコモが逆転しているかもしれません。
こう比較すると3社のLTEエリアではauが一歩リードしている感があります。またドコモとソフトバンクは大きくエリア面では変わらないものの、拡大計画の多さはドコモに部がありそうです。auはエリアの優位をどれだけ販売に結びつけられるか、また競合他社は何をウリにしていくのか、注目していきたいと思います。
なお、ドコモとauについては一部エリアが次期iPhoneでも利用できない周波数だけでカバーされている可能性はあります(かなり少ないと思いますが)。