AppleはiOS 14.2の公開に合わせてFaceTimeの仕様を少し変更したようです。AppleのサイトにはiPhone 8以降の機種ではFaceTimeがHD画質に対応していると表記されるようになっています。
Wi-Fiと5Gで
iPhone 8以降の機種をWi-Fiに接続している場合、FaceTimeがHD画質でできるようになっています。これまで以上に精細な画像で相手の顔を見ながら話せるのは大きなメリットになりそうです。ただ4G通信時にはこれまで通りの画質でのビデオ通話となり、iPhone 12以外ではWi-Fi接続時に限定された機能となっています。
一方でiPhone 12では5G通信接続時でもHD画質でのビデオ通話が可能と明記ており、5Gエリア内だとどこでも高画質のビデオ通話を楽しめるようになりました。ただHD画質であれば1時間の通話で1GB程度の通信量(概算)となるので料金プランによっては注意が必要かもしれません(無制限プランや無制限キャンペーン適用時なら気にしなくていいかもしれません)。
5Gのメリットの一つ
iPhone 12シリーズからiPhoneも数百Mbs〜1Gbpsでのデータ通信が可能になった5G通信に対応しました。ただこの高速通信を存分に活かした用途はあまり多くないのが現実です。今回のHD画質のFaceTimeは5Gのメリットを活かせる一つの使い方となるでしょう。
高画質でのビデオ通話は相手の顔がはっきり見えるだけでなく、FaceTimeを使った打ち合わせ時に、資料やサンプルを画面に写して相手に見せたり、綺麗な景色を話しながら共有できたり、悪いことはありません。5Gならこれがどこでも可能になります(もちろんエリア内なら)。
今後の通信キャリアの5Gエリア拡大に大いに期待しましょう。