Apple Musicが6月から空間オーディオとロスレス音源に対応します。ただ現在でもApple Music内のミュージックビデオは空間オーディオに対応しており、対応イヤホン、対応スピーカーで再生することで立体的な音響を楽しめます。
コンサートの臨場感
Apple Musicにはたくさんのミュージックビデオが用意されており、アーティストのコンサートをそのまま収録したビデオも多数あります。このコンサートの動画と空間オーディオの相性は抜群です。周囲の歌手の歌声だけでなく、聴衆の声、楽器の音も立体的な音響で楽しめます。ノイズキャンセリング機能のついたイヤホンで聴くと、本当にコンサート会場にいるような錯覚に陥りそうになります。
空間オーディオはコントロールパネルからON/OFFがすぐにできるので、聞き比べるとその違いは歴然です。空間オーディオをOFFにすると、まさに平面オーディオになってしまう感じです。Apple Music全体の楽曲が空間オーディオに対応し、これで音楽を楽しむのが一般的になるともう元には戻れないでしょう。個人的にはApple Musicのロスレス音源への対応よりも空間オーディオへの対応方の方がユーザーのメリットは大きいと考えています。
【追記】
以下の記載は不正確でした。デジタル・コンサートホールの大半のコンテンツは空間オーディオに対応していません。「交響曲第6番ロ短調 悲愴」で対応を確認したため、全体が対応していると誤認して記事にしてしまいました。申し訳ございませんでした。
不正確な記載をご指摘いただいた方にはお礼申し上げます。
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ちなみにApple Musicだけでなく、一部アプリでも空間オーディオへの対応が広がっています。「デジタル・コンサートホール」もオーケストラのコンサートビデオが空間オーディオで楽しめます。アプリ内の動画はほとんどが有料コンテンツなのですが、無料で楽しめるコンテンツもあるので空間オーディオがどのくらい凄いのかを確かめるのにはぴったりかもしれません。
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