外部ポートがイヤホンジャックとUSB-C端子一つ、Retinaディスプレイ搭載、薄型キーボード採用とモバイルとワイヤレスに全振りしたMacBook（Early 2015）が海外ではビンテージリストに入っています。これで修理が受けられるかはAppleが持つ部品の在庫次第ということになります。
モバイル、ワイヤレス
MacBookはこれまでのモバイルノートブックの代表格であったMacBook Airをさらに尖らせ、データ送受信の大半をワイヤレスでやってしまおうという野心的なコンセプトを持っていました。そのため外部と接続できるのはUSB-Cポート一つとイヤホンジャックのみで、当時は「大丈夫か？」と思われる仕様でした。
この尖った仕様に加えて、軽くて薄くて、美しいディスプレイという製品のコンセプトに惹かれ、私も2015年に購入してずっと使ってきました。かなり愛用しているのですが、そろそろ買い替え時のようです。WWDC21で発表されたmacOS MontereyはMacBook（Early 2015）をサポートせず、さらに海外ではビンテージ製品にリストアップされています（日本でもまもなくリストアップされると予想されます）。
OSのサポートが切れると、まだ使えても新しい機能の追加は終わってしまうので買い替え時期のサインとなります。さらにビンテージ製品に指定されると、修理はAppleの部品在庫がある場合のみ可能となるため、次に故障した時に買い替えという可能性が高くなります。MacBook（Early 2015）はもう買い替え時なのでしょう。
MacBook（Early 2015）から買い替えるならM1チップ搭載のMacBook Airになるでしょう。買い替えで性能は驚くほど上がり、USB-Cポートが2つに増え、Retinaディスプレイを搭載し、それでもMacBookよりもかなり低価格、6年でMacBook Airが大きく進化したということなのでしょう。