Apple「開発者はiPad mini 6のディスプレイサイズへの対応を」

先週発売されたiPad mini 6はこれまでのiPad miniよりホームボタンが廃止されたことでディスプレイサイズが大きくなっています。多くのアプリは自動で新しいディスプレイサイズに対応するのですが、一部のアプリで対応が遅れており、画面の上下に黒い帯が表示される状態が続いています。

開発者に対応を通告

一部のアプリがiPad mini 6のディスプレイサイズに対応せず、画面の上下に黒い帯が表示され、結局大きくなったディスプレイを活かせていません。この状況に対してAppleはアプリ開発者に対して、新しいディスプレイサイズへの対応を進めるように通告しています。開発者向けのサイトでその方法も説明されており、対応の遅れているアプリも順次更新で対応していくと考えられます。

iPad mini 6

確かにディスプレイの上下に黒い帯が表示されるのは新しいiPad miniの体験を損ないます。せっかく大きくなったディスプレイを全く活用できず、損した気分になってしまいます。これと同じことがiPhone Xの発売直後にありました。この時も新しいディスプレイに対応しないアプリが多数あり、これらアプリでは上下に黒い帯が表示され、せっかくの全面ディスプレイを活かせない状態が長く続きました(Appleのアプリでさえ対応していないものもありました)。

iMovie

iPhone Xの時もアプリはアップデートで順次新しいディスプレイサイズに対応していったのですが、最終的にAppleが更新時の必須事項に加えたことで半年ほどで全てのアプリがiPhone Xのディスプレイサイズに対応しました。今回のiPad miniのケースも日常的に使うアプリのほぼ全てが新しいディスプレイサイズに対応するまで、数カ月はかかるかもしれません。

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