AirPods Proは今朝のファームウェアアップデートで「探す」ネットワークに対応しました。どんな条件で第三者のデバイス経由で位置情報を取得できるか試しているのですが、ケースから取り出した片方のイヤホンでも位置情報が確認できました。
片方だけ落としても
AirPods Proは左右が独立して通信する機器であるため、別々の型番と技適番号を取得しています。そのため「探す」ネットワーク上でも別々に現在地を取得できます。今朝のファームウェアアップデート後に試しに片方（右）を車の中に置いて、もう片方（左）を持ってたのですが、車の中のAirPods Pro（右）も誰かのiPhoneと通信して現在地を知らせてくれました。
片方だけ落としてしまって、どこに行ったかわからない。そんな時もバッテリーが持続する限り、第三者のiPhoneやiPadなどとBluetoothで通信をして現在地を教えてくれます。もちろん、両方がケースに入ったまま手元を離れても現在地がわかるので、ケースごとどこかに置き忘れても現在地がわかります。逆に空のケースは通信手段を持たないため、追跡できません。
ちなみに今落としたって時は「周辺を探す」でAirPodsの探索ができます。これも左右別々に探索できるのでバラバラになってどこかに行ったAirPods Proも見つけやすくなっています。なお周辺を探すではBluetooth信号の強弱を利用した簡易的な距離の判別を利用しており、そこまで正確ではありませんが、同時にAirPodsから音を鳴らすことでより発見が容易になります。暗い場所などでの捜索にかなり役立ちそうです。