Apple Watchで血圧、血糖値、体温測定はまだまだ先の話か

Apple Watchは世代を重ねるごとに健康関連の機能を強化してきました。今後も血圧測定機能血糖値測定機能体温測定機能などを搭載すると予想されていますが、技術的な困難さもあり、これら機能の搭載は早くても数年後との見方が強まっています。

Apple Watch

血糖値測定機能は難航

Apple Watchの血糖値測定機能についてはティム・クックCEOが過去に直接言及したこともあり、実用化を目指した具体的な開発が進められています。しかしこの機能については技術的な壁にぶつかっているようで、実用化は数年単位で遅れる可能性が指摘されています。

Apple Watch

Apple関連の情報をいち早く伝えるBloombergの記者はApple Watchへの血糖値測定機能の搭載については「2020年代後半以降」と予測しており、現時点で実用化の目処が立っていないことを示唆しています。また体温測定機能についても手首での測定が難しいことからこの機能の搭載自体が検討されなくなっているとも指摘します。

血圧測定は2〜3年後

毎日の測定が重要になる血圧もApple Watchで測定できることが期待される数値の一つです。しかしこの機能についても現時点で機能搭載について具体的な道筋は見えていないようです。同記者は「2〜3年後」としており、今年発売されるモデルだけでなく、来年のモデルについても搭載が見送られる可能性が高いとします。

watchOS 6

このことは現時点では試作段階にも達していないことを意味し、血圧測定機能の搭載はその可否を含めて不透明な状態にあるのは確かでしょう。私は血圧測定機能のApple Watchへの搭載には期待しているので、是非搭載してもらいたいと思っています。しかし健康に関する測定については不正確な測定では意味はなく、Apple Watchでも十分に実用に耐える測定が可能になってから測定機能を搭載すべきだと考えています。

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