Appleのマップ「バックパックを用いてのデータ収集」に期待

Appleは2月14日から東京都、愛知県、京都府、大阪府で「バックパックを用いてのデータ収集」を実施すると公表しています。従来からバックパックを用いてのデータ収集で細い路地や公園などの情報を集めていたのですが、今回はさらに一歩踏み込んだ情報収集をするようです。

地下街での情報収集?

AppleはマップアプリのLook Around機能のために画像情報を収集する際、事前に期間と場所を公表します。またバックパックを用いてのデータ収集については、情報収集をする細かい場所も公表します。その情報によると東京都、愛知県、京都府、大阪府の主要な地下鉄の駅や地下街での情報収集を予定していると考えられます。

地下街は迷いやすく、目的の場所にたどり着くのは慣れていてもなかなか難しいケースがあります。地下街にある飲食店や小売店にどのようにたどり着くかをLook Aroundで事前に確認できるのは大きなメリットになりそうです。また地下鉄の乗り換えも複雑な移動が必要になることがあり、それをマップアプリで事前に確認しておけば初めて行く駅でもスムーズに移動が可能になりそうです。

ちなみにGoogleのストリートビューではすでに主要な地下街や地下鉄の駅構内にも対応しています。Appleのマップアプリの利便性向上でGoogleマップに追いつきつつある一つの例といっていいでしょう。なおストリートビューよりLook Aroundの方が収集する情報が多いせいか、滑らかな動きを実現していて見やすくなっています

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