watchOS 9はトレーニング機能を強化 Apple Watch Proに繋がる?

Appleはこの秋にwatchOS 9を一般公開します。6月のWWDCですでにwatchOS  9の概要は発表されているのですが、それを見る限り、トレーニング機能が一気に強化される印象です。

健康管理からトレーニングまで

Apple Watchはユーザーの健康維持を目的として、日常的な運動(1時間に1回の起立など)や日々のエクササイズをトラッキングして管理できる機能を強化してきました。Apple Watchを使うことで体を動かすことや、定期的な運動が習慣化し、健康状態が改善した人も多くいるでしょう。Appleも定期的に運動を促すチャレンジを開催するなど、Apple Watchユーザーは常に健康を意識するように動機づけられます。

そしてこの秋一般公開されるwatchOS 9ではさらに運動強度を高め、スポーツトレーニングを意識した機能が強化される予定です。心拍数をリアルタイムで計測し運動強度を明示しトレーニング効果を高める機能や、インターバルトレーニングができる機能、運動終了からの回復度の表示など、競技志向の機能が多数追加されます。

またランニングについてはどれだけ一定のフォームで走れているか、走る力を一定に保てるか、ペースを一定に保てるかなどがすぐにわかる機能も搭載されます。こうした機能を使えば、Apple Watchはマラソン大会にエントリーするレベルのランナーのトレーニングにも十分活用できるようになるはずです。

Apple Watch Proに繋がる?

AppleはwatchOS 9のリリース(Apple Watch Series 8の発売)と同時にApple Watch Proを発売すると予想されています。トップアスリートのトレーニングにも対応できる仕様になっているとされ、watchOS 9と組み合わせてアスリートのトレーニングにもApple Watchが最適というブランドイメージを作っていくのでしょう。

どの程度の機能がApple Watch Proに搭載されるか、詳細は不明です。ただ多種多様なトレーニングに幅広く対応すれば、Apple Watch (Pro)でトレーニングを管理して大会での好成績を目指すという時代がもうすぐ来るかもしれません。

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