Apple Watch Pro、発表直前でも全貌は不明確

Appleは日本時間9月8日未明に開催されるスペシャルイベントでApple Watch Series 8Apple Watch Proを発表すると予想されています。しかしApple Watch Proの全貌は現時点で不明確です。

大型化?ケース素材はチタン?

Apple Watch Proはトップアスリートのトレーニングにも使えるモデルとして、ケースは激しいワークアウトでも傷つきにくい素材が採用され、大容量バッテリーを搭載し、運動中でも情報の確認を容易にするためディスプレイは大型化するとの情報が多く出ています。ただそれらを裏付ける外観写真やパーツ画像の流出などはほとんどありません。

ケースサイズは50mmになるとの情報も出てきており、バンドはこれまでのものも使えるがフィットしない可能性があると指摘されています。またケース素材はアルミより強い素材が使われ、おそらくチタニウムだろうと推測されています。ただこの程度の製品情報は発表直前にしては具体性に乏しく、本当にApple Watch Proとされる新モデルが発表されるのかという疑問も出てしまいます。

噂の具体性は昨年Apple Watchのエクストリームモデルが登場すると実しやかに噂され、結局発表されなかった時と同じです。

Proモデルの立ち位置

Apple Watch Proはトップアスリートのトレーニングにも使え、エクストリームスポーツのトラッキングにも適するモデルとされます。しかしそれにしては、現行モデルとProモデルの違いがはっきりしません。ディスプレイ(本体)が大きくなり、バッテリー搭載量が増えれば確かに長時間使えます。しかしプロ選手とはいえ8時間、10時間とトレーニングすることはほとんどありません。現行モデルのバッテリー持続時間でも日々のトレーニングのトラッキングは十分可能です。

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また衝突や転倒を伴うエクストリームスポーツでの使用でも、現行モデルにラバーガードをつければ解決する話ではあります。現在噂されている情報だけだとApple Watch Proの立ち位置はイマイチ不明確です。9月8日のスペシャルイベントでの注目点は本当にApple Watch Proが発表されるのか、発表されるとすれば、どのくらい現行モデルとの違いを強調できる特徴を持ったものになるのか、になりそうです。

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