iOSのアップデートがあるたびにバッテリー消費が早くなったとの報告が出てきます。おそらくこれら報告はアップデート後の処理でバッテリーを使うため、普段よりバッテリー持ちが悪くなったユーザーによるものだと思われます。ただiOS 16へのアップデート後の報告は様子が違う気がします。
約2週間経過も継続
iOSがアップデートされると、バックグラウンドで新しいOSに対応する処理が走ります。そのため数時間、もしくは数日はiPhoneのバッテリー持ちが悪くなることがあります。これは今までも多く報告され、こうした処理が終了する頃にバッテリー消費の異常に関する報告がなくなっていきます。しかしiOS 16はまだバッテリーの減りが早いとの報告がまだ続いています。
また私のiPhone SE(第2世代)もバッテリーの持ちが悪くなっています。使用中でも数十秒おきに1%、2%とバッテリー残量が減っていくこともあり、iOSのアップデートをきっかけに何かが起こっている可能性はあります。
処理がループしていて延々とバッテリーが使われているとか、OSのアップデートに伴う膨大な処理がまだ終わっていないとか、バッテリ残量表示がちゃんと機能していないとか、考えられる原因は複数ありますが、iOS 16.0.2へのアップデート後も続いているので、もしOSに問題があるとしたらまだ対策はとられていないと考えられます。