写真アプリの画像認識機能、ランドマークの認識もまずまずの精度

iOS 16から日本でもVisual Look Up機能が使えるようになっています。この機能は写真アプリ内の写真に写っている植物、鳥、昆虫、蜘蛛、彫像、ランドバーク、アートなどをAIが認識し、それぞれネット上の情報と紐付けしてくれる機能です。これがまあまあ面白いです。

ランドマークも正確に認識

先日、植物のVisual Look Up機能の精度を確かめたのですが、こちらはなかなか正確に認識していることが確認できました。今度は「ランドマーク」の認識精度を試しました。ランドマークは建物や景色を認識したときに表示されるタグですが、得意不得意はあるもののVisual Look Up機能は概ね正確です。

Visual Look Up

有名な観光地で撮影した写真は大体うまく認識してネット上の情報と結びつけてくれます。上のスクリーンショットは国内のものですが、それぞれ有名な場所ということもあって全て正解です。一方で建物の様式が似ている教会やお寺、神社は間違うケースも出てきます。

Visual Look Up

上の写真は海外のものですが、これもちゃんと正解しています。一部説明が外国語になるのはしょうがないですが、過去の写真を整理して、これどこだっけ?ってなるのを防いでくれます。

上の3枚の写真は昔住んでいた部屋から撮影した同じ東京の景色ですが、これはうまく認識してくれませんでした。明るい昼間は東京と認識したのですが、夕暮れはカイロ、少し明るい夕方はシドニーと認識しています。なんとなく言いたいことはわかるのですが、AIには少し難しかったのかもしれません。

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