少し前まで発売日に新しいiPhoneを買うためどうすればいいかを常に模索していたのですが、地方都市（地方田舎）に引っ越してからその楽しみを享受することもなくなり、次第に欲しい時に買えばいいかという気持ちになってしまいました。でも新しいiPhoneの発売日はやっぱり楽しいです。Xで入手報告やレビューを見てその高揚感の余波を浴びて自分も楽しくなっています。
やっぱりProなのか
今年も新しいiPhoneの発売日を迎えました。Xでもたくさんの人が購入報告をしており、それぞれの感想を書いています。その一つ一つを読んで私も発売日のお祭りにささやかながら参加しています。しかしiPhoneに限らず、最近のApple製品は「欲しい」→「買う」と簡単にはできない価格になっています。iPhoneもProモデルはMacBook Air並みの価格設定となり、誰でも好きな時に購入できる製品ではなくなっています。
それでもiPhone 15 Proの魅力は頭一つ、二つ抜けています。ずば抜けた性能だけでなくデザイン、製品コンセプトや環境への配慮など、それぞれの分野のプロでもこの製品から学べるものはたくさんあります。理想を言えば、iPhone 15 Proはこれからプロになる人たちこそが使うべき製品ではないかと思います。デザインや映像、ゲームクリエーター、AIといった分野でプロを目指す人だけでなく、工業製品の設計や製造を担う人たちがiPhone 15 Proを手にすることで多くのことを感じることができると思います。
Apple Watch Ultra 2は…
同じくApple WatchもSeries 9とUltra 2が発表されました。ただApple Watch Ultra 2はまだ特定の用途に特化したモデルです。ハードな登山、長時間のトレイルランニング、ダイビング、トライアスロン、ウルトラマラソン、バックカントリースキー（スノボ）といった尖った用途でその真価を発揮する製品だという印象です。製品に詰め込まれているテクノロジーは驚異的なものもありますが、多くの人にとってApple Watch Ultra 2は大きなApple Watchにしかならない気がします。
普段使いをメインに考えているなら、特に理由がない限り、Apple Watchに関してはSeries 9で十分ではないでしょうか。個人的にはもう少しApple Watch Ultaraが世代を重ね、デザイン的にさらに洗練されてから手にとるのも悪くはないと考えています。