watchOS 11のトレーニング負荷管理こそ使いこなすべき機能かも

Apple Watchは日々の運動の管理が便利になるとして多くのユーザーを獲得してきました。そしてこの機能は日々進化しておりwatchOS 11ではさらに進化しそうです。

負荷を追跡

一般的にトレーニングは強すぎても、弱すぎても効果が出にくいとされています。これまでも個々のトレーニングの強度を心拍数ゾーンを使って管理することは可能でしたが、その追跡範囲をさらに広げて週単位、月単位でトレーニング強度を記録し、無理のないトレーニングができているかをユーザーに知らせてくれます。

1週間を通して運動強度が強すぎる日がなかったか、トレーニング日なのにあまり練習ができなかった日があるか、そういったものが一目でわかります。また体調や怪我の具合と合わせて自身のトレーニング強度を確認できるのは便利でしょう。

さらにiPhoneを使うことで月単位で徐々にトレーニング強度を上げることができているかの確認もできます。これを使えばシーズン中の大きな大会に向けて順調じトレーニング強度を上げられているか、大会前にはどのくらいの練習ができていそうか、それが無理のない練習なのかなども確認できるでしょう。

どうしてもオーバートレーニングになりがちな中高生のトレーニング強度管理、一人で大会を目指して練習する人、ケガからの回復過程にある人など、この機能を使いこなすことでトレーニングの効率は大幅に上がりそうです。将来的にはApple Watchが過去のトレーニング強度を参考にAIを使って練習メニューを考えてくれるなんてこともあるかもしれません。

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