Appleは中国銀聯(UnionPay)とApple Payのサービス提供に関して合意していること正式に発表しています。情報では2月上旬、春節の休暇前にApple Payを開始するとしていましたが、どうやら間に合わなかったようです。もしかしてApple Payの中国でのサービス開始も3月15日のスペシャルイベントで発表されるのかもしれません。
なお既に中国のAppleのWebサイトではApple Payに関する説明ページが用意されています。また提携銀行も発表されており、もうサービス開始まで時間の問題という段階です。
先日、Apple Payの利用可能場所が米国内で200万カ所を超えたとアナウンスされましたが、中国では既に500万カ所でApple Payが利用できる環境(決済端末の設置)が整っています。Apple Payは中国でのサービス開始とともに、一気に決済規模を広げるのではないでしょうか。
これで期待するのが日本です。しかし日本でのApple Pay関連の情報は本当に少ない状態です。まずカード発行会社がApple Payに対応する必要があるのですが、これがまだ進んでいません(交渉をしているという情報はありません)。さらにApple Payに使える決済端末が日本ではほとんど普及していません。店頭にあるのはFeliCa方式の電子マネー決済端末ばかりです。
日本での開始はいつになるのでしょうか。それとも電子マネーとの提携で一発逆転があるのでしょうか。どう決着するかには興味があります。