2010年、初代iPadが販売され、さらにシャープからガラパゴスが販売されるなどで「2010年は電子書籍元年だ」と言われていました。しかし2010年以降もそれほど電子書籍は普及しませんでした。事実、ほんの一ヶ月前までの電子書籍市場は未だに紀元前の時代を彷徨ってる感じでした。多くの漫画や書籍が電子書籍となっているのですが、サービスが乱立して、何を使えばいいかわからない状態で、取っ付きにくい印象が強かったです。
Kindle Paperwhiteは専用端末として シンプルに仕上がっています |
しかし、ようやく2012年10月、AmazonがKindleストアを日本でもオープンさせました。KindleストアはAmazonの知名度やアカウント数、品揃え、安さ、取扱商品の幅広さを背景にシェアを伸ばすでしょう。また多数のディバイスに対応している事や専用端末の存在も追い風として一気にKindleが普及するのではないかと予想しています。そしてこのKindleストアが日本でオープンした年こそ、電子書籍元年と後々言われるようになるのではないでしょうか。
またKindleストアの開店と同時期にiPad miniという強力な電子書籍ディバイスが登場しています。iPad miniは軽くて小さくて薄いので電子書籍の閲覧にピッタリです。この端末が数百万台普及すれば電子書籍市場も一気に花咲く事間違いなしです。iPad miniはKindle、Kindleストアとともに電子書籍元年を宣言するだけの存在感があります。
2012年が電子書籍元年となり、2013年には一気に利用者が増えそうな気配です。