米国の人気歌手テイラー・スウィフトさんがApple Musicの開始直前、無料期間のアーティストへの報酬が低すぎると抗議したことは大きなニュースになりました。その直後、Apple側が全面的に折れる形で騒動が決着したのですが、中には話題作りの茶番じゃないかという疑いを持った人もいました。僕もその一人です。
そのテイラー・スウィフトさんが12月21日からApple Music内でLIVE映像の限定配信を実施するようです。この配信はApple側も全面的にサポートしており、Appleのサイトのトップにも予告が掲載されています。揉めたはずの両者がなんともうまく連携していることに驚きもあります。
まあ、物事をあまりうがった見方をするのは好きではないのですが、Apple Musicはそれほど多くの有料会員を集めることに成功しているとはいえず、話題作りが必要なのだと思われます。(Apple Music特設サイト)
さらに僕がびっくりしたのはAppleがApple Storeの従業員全員にApple Musicの9ヶ月間の無料期間をプレゼントしたことです。Appleが太っ腹だと評価する意見もありましたが、僕は逆にApple Musicって従業員もあまり使っていないんだ、、、と思ってしまいました。
あと一押しの印象のApple Musicですが、やはり無料で音楽を聴くという習慣を持ってしまった人たち(世代)に浸透していくのは難しいのかもしれません。