AppleのWebサイトのトップページからiPodの文字が消えました。iPodは既にAppleの主力商品ではなくなって久しいですが、Appleの音楽事業の爆発的な発展を支えた商品が徐々に存在感を薄くしていく姿には哀愁すら感じます。
iPod Classicがひっそり販売停止となったのが去年の秋でした。その後、Appleの決算発表でもiPodの売上、販売台数は発表されなくなっていました。そして今回、Apple Musicの発表と同時にAppleのトップページからiPodの文字が消えました。
「iPod」と「iTunes」のタブが「Music」にまとめられ、Music内でiPodの紹介が続いています。ただ、iPod Touch以外ではApple Musicは楽しめず、iPod nanoはApple Watchにお株を奪われた感はあります。最近はiPodの新モデルは発表されなくなっており、いつ販売が終わるか心配しているユーザーも多くいます。
だんだんiPodがApple内で隅に追いやられているのは事実であり、いつの日かAppleが商品構成を見直す際にiPodが存続の危機に陥る可能性は否定できません。