「2016年後半以降にApple Payが日本でサービスを開始する」との非公式な情報が多く出ています。カード会社は事実上Apple Payの準備を進めていることを認めており、そう遠くない将来に日本でApple Payが使えるようになるのは間違いなさそうです。
今、カードを登録しても
現時点でApple Payの設定項目は地域設定を日本にしているiPhoneにはありません。地域設定を変更すればカードの登録画面が出て、カメラからカード情報を読み取って利用登録をカード会社に照会することまではできます。
しかし当然ですが上の写真のように、登録は拒否されます。Apple側、カード会社側の設定が出揃った段階で登録可能になるのでしょう。その準備が整うのが2016年後半以降、具体的には「秋」なのではないでしょうか。
「秋」ならどのタイミングか
仮にApple Payが国内で「秋」から利用できるとすれば、どのタイミングになるのでしょうか。一番可能性の高いのが、iPhone 7やApple Watch2が発表されるイベントで同時に日本などの国でのサービス開始が告知され、そこから数日から数週間でカードが登録できるというスケジュールが有力です。
6月13日のWWDC基調講演でApple Payの新たな利用可能国として発表されたスイスは、先日（7月7日）Apple Payが使えるようになりました。日本でのサービスインもこのようなスケジュールになるのではと予想されます。
ただクレジットカードやデビットカードがApple Payに登録できるようになっても、レジにApple Pay対応の決済端末が設置されている必要があります。まだ対応端末はほとんど見かけません。コンビニ、スーパー、ドッグストア、ファストフード、外食チェーン、自動販売機など日々の買い物で広く使えるようになるのは、今年の「冬」から来年になるのではないでしょうか。