今週の7日(日本時間8日未明)に発表されるiPhone 7/7 Plusではイヤホンジャックが廃止されることはほぼ確定的です。このイヤホンジャック廃止に合わせてAppleはBluetoothイヤホンである「AirPod」も発表するとみられています。しかしこのAirPodがiPhone 7/7 Plusに同梱されるのか、オプションとして別売りになるのか、未だ不明です。
著名アナリストは別売りを予想
Apple関連の情報に精通しているKGI証券のアナリストが同梱されるイヤホンについても予想しています。それによれば全てのiPhone 7/7 PlusにはLightning EarPods(ライトニング端子の有線イヤホン)を付属させ、同時に他社製の既存イヤホン・ヘッドホンも利用できるように3.5mmイヤホンジャックからLigntnign端子に変換できるアダプターも同梱するとしています。AirPodsは別売りとなる予想です。
これまでもApple関連の情報を正確に伝えてきた実績のある同証券のレポートなので、この説は有力とせざるを得ません。同梱されるイヤホンは有線である可能性が高くなってきました。これまで流出していたiPhone 7の外箱(に貼られるシール)にはAirPodsを同梱していると記されているものもありましたが、これらはガセかもしれません。残念です。
別売りならAirPodsの価格は?
現在、AppleはAppleブランドでイヤホンを2種類販売しています。一つはiPhoneに同梱させているものと同じ製品(3,500円)、もう一つは密閉型のイヤホン(9,500円)です。またこれ以外にもBeatsブランドで多数のイヤホンを販売しており、これらラインナップがAirPodsの価格の参考になりそうです。
BeatsブランドのBluetoothイヤホンは20,600円と比較的高額な商品として販売されています。AppleはAirPodsと同時にBeatsブランドでも新たなBluetoothイヤホンを発表するとみられており、この2万円台の価格帯に対応させた商品がBeatsブランドで販売されると予想します。
そのためAppleブランドのAirPodsはもう少し価格帯が低めに設定される可能性が高そうです。既存のイヤホンの価格帯を参考にすれば9,500円から14,500円程度の価格帯になるのではないでしょうか。それでも少し高い気もしますが、 Apple製のイヤホンならiPhoneやApple Watchとの相性が良く、設定も簡単なはずです。その利便性を優先すれば、多少の価格は我慢できそうです。