今朝配信されたiOS 10(10.0.1)はiMessageの大幅な機能向上をはじめとして、様々な機能が盛り込まれています。しかし6月のWWDCなどでiOS 10の特徴として発表された機能でもまだ使えないものもあります。
Siriとサードパーティー製アプリの連携
SiriがAppleのアプリ以外と連携できるようになる、これもiOS 10の大きな特徴としてWWDCで発表されました。iOS 10からはSiriに話しかけてSkypeを発信したり、Uberで車を呼んだり、LINEでテキストメッセージを送信したり、そんな使い方が可能になります。
しかし現時点でアプリ側が対応していないのか、それともOS側の対応が間に合っていないのか、そのような機能を使えるアプリは見当たりません。Skypeなんかはいち早く対応すると言われていたのですが、14日午前の段階でまだ使えません。
VoIP通話と電話アプリの融合
iPhoneの電話アプリがVoIP通話の発信や着信に対応するのもiOS 10の大きなトピックでした。LINE通話が着信した際、通常の電話が着信したのと同じように、全画面で通知が表示され、出られない場合はテキストメッセージでの対応も可能になるとされています。
しかしこれも現時点で設定項目が出ていません。おそらく「設定」→「電話」と進めば対応する設定項目が出るはずなのですが、iOS 10.0.1ではまだ出ていません。またiOS 10の紹介ページにもこの機能についての解説は掲載されていません。
iOSマップアプリの乗り換え案内
iOS 10では日本でもiOSのマップアプリで乗り換え案内が利用できるようになります。経路検索の際に、徒歩や車以外に交通機関を使った候補が表示されるようですが、これもまだ利用できません。
乗り換え案内がまだ利用できないことはiOS 10の紹介サイトにも掲載されており、これはまもなく利用できるようになると思われます。早ければ来月下旬Apple Payが利用できるようになるiOSのアップデートと同時に使えるようになるかもしれません。