先日受注の始まったAirPodsに対する大きな疑問の一つが「Windows PCやAndroidスマートフォンとも接続可能なのか?」です。Appleは接続ディバイスにiOS 10, watchOS3, tvOS10, macOS Sierraを要求していますが、実際には他社製品とも「接続可能」です。(Apple’s AirPods do use Bluetooth and they don’t require an iPhone 7)
通常のBluetoothイヤホンとして接続
AirPodsをWindows PCやAndroidスマートフォンで使う場合は、通常のBluetoothイヤホンと同様にペアリング設定をしたのちに利用可能になります。iPhoneではAirPodsのケースを開けただけで利用可能となり、他のApple製品とのペアリングもワンタップで終了しますが、それは他社製品ではできません。
簡単なペアリングについてはiCloud IDを利用しているためであり、他社製品でこの機能が使えないのは当然と言えば当然です。また他社製品ではSiriも使えません。これもAirPods単体でSiriが作動するわけではないので当然です。他社製のディバイスとは単なるBluetoothイヤホンとして機能するだけです。
それでも高いバッテリー性能のや周囲のノイズを排除する高性能なマイクは利用できるはずです。通勤中にiPhoneで音楽を聴き、仕事中は職場のPCにペアリングし直してSkypeに利用するなんてこともできるでしょう。
納期は6週に延長、配送は1月30日に
このAirPodsはすでに多くの注文を集めているようです。注文開始から1時間と少しで初回出荷分は完売、数時間で年内の出荷分まで完売となってしまいました。そこからさらに注文を集めているようで、12月15日午前の段階で納期は「6週」となり、配送予定は東京都内で1月30日となっています。
今から人気のAirPodsを早く手に入れるのはかなり困難になってきています。ただApple Storeでの店頭販売が実施される可能性はあります。Twitterなどでの情報では20日以降に少量のAirPodsが入荷する可能性はあるそうです。もしいち早く手に入れたい、ぜひクリスマスプレゼントにと考えているならApple Storeにこまめに在庫を確認しに行くのがいいかもしれません。