iOS版のChromeアプリが先日アップデートされ、QRコードの読み取り機能がすぐに起動できるようになりました。ホーム画面のアプリアイコンを強く押して「QRコードを読み取ります」を選択すれば、すぐにカメラが起動します。
あまり使わないからこそChromeの機能が便利
QRコードの読み取り機能はそれほど頻繁に使うものではありません。とはいえ全く使わないものでもないので、専用のアプリがiPhone内にダウンロードしてあります。アプリ自体をあまり使わないのでホーム画面でもフォルダ内に格納されており、いざ使うとなった時にアプリにアクセスするのは毎回少し面倒です。
ChromeのショートカットにQRコード読み取り機能が追加されたことで、常にホーム画面にあるアプリからQRコード読み取り機能にすぐにアクセスできるようになりました。なかなか便利です。ちなみに読み取ったコード(大体がWebサイトのアドレス)を直接Chromeで開くことができるのも便利です。QRコード自体が少し便利になった気もします。
3D Touch機能も浸透して来た
iPhone 6sの目玉機能として登場した3D Touchですが、当初はアプリの機能へのショートカット程度の使い方しかありませんでした。その時はあれば便利かもしれないけど、なくてもそれほど困らない程度の機能で、実際にiPhone SEには3D Touch機能は搭載されませんでした。
しかし3D Touch機能が登場して1年以上が経過し、用途が広がっているのも事実です。今回のQRコード読み取り以外にも、iOS 10.3では地図上の地点を強く押すことで、その場所の天気予報が表示されるようになるなど、便利に使えるようになって来ました。
将来的にはiOSでもテキストを選択して強く押せば辞書へのショートカットが可能になったり、Webサイト上の企業名を強く押せば株価情報が表示されたり、そんな展開があるかもしれません。3D TouchはiPhoneを便利に使う鍵になっていくでしょう。