TwitterでiPhone関連のリーク情報で有名なSonny Dickson氏が少し前につぶやいていました。
A Credible source is stating that iOS 10 will be featuring a completely reworked lock screen.
— Sonny Dickson (@SonnyDickson) 2016年5月20日
iOS 10ではロック画面の刷新が行われるようです。
ロック画面の刷新とは?
iOS 10でのロック画面刷新は何を意味するのでしょうか。今のロック画面は時間が大きく表示され、ロック中でもカメラにアクセスすることのできるボタンが右下に、左下には位置情報をもとにしたアプリやMacと連動して起動できるアプリが表示されています。それぞれ上にスワイプすることで素早くアプリが起動できます。
刷新されたロック画面ではこの素早くアプリにアクセスする機能が強化されるのではないでしょうか。さっきまで使っていたアプリやよく使うアプリにワンタップ、スワイプ一回でアクセスできれば便利かもしれません。
またロック中に表示される情報も増えるかもしれません。通知だけでなく、天気予報や位置情報をもとにしたニュース、メールやメッセージ、SNSの反応、周辺の店舗情報など考えられるものは多くあります。それぞれ個人の好みに合わせて表示が設定できるようになれば便利になるでしょう。
Siriのパワーアップとも関係か?
またiOS 10ではSiriとの連携がApple以外のアプリにも開放されると噂されています。その変更とロック画面の刷新が関係している可能性もあります。ロック画面にSiriが常駐するのかもしれません。今のようにホームボタン長押しの必要がなくなれば、よりSiriが身近になるはずです。事前にロック画面からの起動を許可すれば、ロック画面のSiriに話しかけることで、アプリで様々な操作が可能になるのかもしれません。
プライバシーとの兼ね合いも重要ですが、すばやくアプリを起動できるのもメリットの一つになります。iPhoneを落とした時に他の人に見られて困る内容(写真、メール、メッセージ、連絡先、日記、メモ、金融・決済関係のアプリなど)以外、ロック画面からの簡単なアクセスに対応して問題ないと思います。
iOS 10の新機能は6月13日(日本時間14日未明)から始まるWWDCで発表されます。事前に出てくる情報はこれまでに比べて少ないですが、iPhone 7が「誰もが新型iPhoneに買い換えたくなるような革新的機能」を搭載するとティム・クックCEOは明言しています。その一片が明らかになるはずなので、WWDCでのiOS 10の発表は要注目です。