Apple Watchが思うように売れてないという心配は発売直後からありました。おそらくAppleも今のままでいいとは決して思っていないでしょう。のびなやむApple Watchの突破口としてwatchOS3に期待したのですが、少し期待しすぎていました。ただ新しい機能はどれもApple Watchにとって重要で、将来的に必要不可欠なディバイスとなるためには必要な機能、面白い機能が多くあります。
文字盤も少しだけ進化
当初、噂ではApple Watchがサードパーティー製の文字盤を受け入れるとされていました。しかし蓋を開けてみると、既存のミッキーの文字盤にミニーちゃんが追加され、またエクササイズの進捗を大きく表示できる文字盤などが追加されるに止まりました。少し期待外れですが、将来的には文字盤がもっと充実していく気配は感じることができました。
またiMessageの進化とともに、Apple WatchのiMessageも進化します。簡単なコミュニケーションツールとしてiMessageが進化すれば、より身近なディバイスとしてApple Watchの役割は大きくなると思われます。iMessageとApple Watchの相性の良さが多くの人に認められればいいと思っています。
watchOSw3ではまたアプリの起動が7倍速くなるとアナウンスされました。これもApple Watchが克服しなければいけない大きな課題でしたが、それが解決されたとすれば大きな進歩です。この高速化でwatchOS3が最低限クリアしなければいけないランは超えたと思います。
フィットネスとリラックス
Apple Watchは発売当初から健康をサポートするディバイスの色合いが強くありましt。watchOS3でもその傾向は加速しており、フィットネス関連の機能充実が目立ちます。また面白いところではリラクゼーションを助けるためのアプリが導入されます。
このアプリは深呼吸のペースをディスプレイに表示し、リラックスするためのナビゲーションの役割を果たします。1日1回、心身ともにリラックスする時間を取ることができれば、人はもっと健康になるのかもしれません。このアプリは面白いと思いました。
このリラクゼーションアプリを含めて、WWDC前に予想したwatchOS3よりも、少し控えめな機能の印象ですが、全体として必要な進化を遂げていることは確かなようです。