菅官房長官 Appleの「綱島テクニカル・デベロップメント・センター」を視察、まもなく稼働か?

先週の19日、菅官房長官がAppleの「綱島テクニカル・デベロップメント・センター」を視察したと日テレが報じました。具体的な研究内容などに言及する報道ではないものの、まもなく同センターが稼働することは間違い無いでしょう。

菅

センターはほぼ完成、あとは中身だけ?

僕も先日、気になって綱島テクニカル・デベロップメント・センター見に行きました。すでに外観は完成、内装も最終段階の工事(というか清掃)が行われている状態でした。建物自体はもう完成していると言っていいかもしれません。ただ年末にも稼働とされていたセンターが報道では「3月末までに稼働」と変わっていたのには気になりました。

Tsunashima SST

これだけ大規模な研究所になれば、「今日からここで研究を始めます」というのは不可能でしょう。人材確保、機材搬入、Apple本社との人事面での調整も必要になるでしょう。とりあえず3月末までに稼働することは確実っぽいので、その日を待ちたいと思います。また稼働時には判明しているはずですが、研究所のセンター長が誰になるのか、これで研究所の方針も分かりそうなので注目したいと思います。

綱島TDCでの研究内容は?

大規模な研究所で何が研究され、どんなものが成果物として出てくるのか、気になるところではありますが、現時点で具体的な情報は出てきていません。数百人体制の研究所という割にはAppleが直接研究者を大量に採用しているような情報も出ていないので、iPhoneなどの部品納入企業との共同研究という線が濃厚な気もします。

綱島TDC

ちなみに綱島TDCの近くには慶応大学理工学部があります。この立地を活かして、将来的にはインターンの受け入れ近隣の大学との共同研究など、地域の技術開発の中心になっていくことも期待したいです。いつか綱島から出たテクノロジーが世界中の人々を驚かせる日が来ることを期待します

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