昨年発売されたAirPodsの顧客満足に関する調査が発表されています(Apple’s AirPods: a Hit With 98% Customer Satisfaction)。この満足度はこれまでのApple製品で過去最高の水準であり、初代iPhoneや初代iPadの満足度92%を大きく上回っています。
AirPodsは2016年最高のApple製品
12月に発売され、一瞬で完売となってしまったAirPodsはまだ「6週」待ちの状態が続いています。しかし手に入れた人の評価は当初から非常に高く、僕もこの便利なワイヤレスイヤホンを手放せなくなっています。大袈裟かと思う人もいるかもしれませんが、AirPodsは2016年に発売された最高のApple製品といっても過言ではないです。
音質の感じ方や装着感には個人差があるのですが、AirPodsはそれぞれ標準以上の評価を得ています。それ以外にペアリングの簡単さ、耳に装着してすぐに使える便利さ、コードに縛られない快適さが今回の満足度に繋がっていると考えられます。
またイヤホンとしては決して安くない価格帯なのですが、それでも飛ぶように売れていることを考えると、AirPodsにiPhoneの発展余地を見出すことも可能かもしれません。本来はiPhoneのアクセサリという位置付けのAirPodsがいつしか本格的なApple製品(ウィアラブルディバイス)になることも妄想できるくらいの完成度です。
ただ入手は未だに困難
しかしAirPodsはまだまだ入手困難な状態です。Apple Storeへの入荷頻度が徐々に上がってきている印象はあるのですが、それでもまだ入荷してすぐに品切れ状態となってしまいます。Online Storeでは「6週」待ちの状態がずーーっと続いていて、この品薄がAirPods最大の欠点と言われています。
クックCEOも需要に応えるために製造を急ピッチで進めていると説明していますが、まだその効果は現れていません。せめてiPhone 8発売時には店頭でいつでも入荷できる状態にはしておいて欲しいです。なお現在Apple Online StoreでAirPodsを注文した場合、手に入るのはWWDCが終わってからの6月20日頃となります。