先週、iOS 10.3.2 beta2が開発者登録をしているユーザー向けにに公開されたのに続き、18日未明、AppleはiOS 10.3.2 beta3を同じく開発者向けに公開しています。iOS 10.3.2は正式リリースに向けて順調に開発が進んでいるようです。
iOS 10.3.2の新機能は?
現時点でiOS 10.3.2から搭載される新しい機能や目立った変更点はないとされます。これからbeta版が更新されていく中で、新しい機能が追加される可能性も低いでしょう。そのためiOS 10.3.1に続いてiOS 10.3.2もそれほど大きな更新にはならないと予想されます。
ただ、それでも毎回ですがiOSの最新版には脆弱性への対応、バグ修正などが盛り込まれており、全てのユーザーにアップデートが推奨されています。そのユーザーが不具合で困らないようにbeta版でバグを修正しているところなのでしょう。beta版の更新ペースは順調であり、このまま順調にiOS 10.3.2のbeta版の更新が続けば、正式版は5月中旬にリリースされることになりそうです。
次はiOS 11だー
5月にiOS 10.3.2がリリースされれば、いよいよ次の関心はWWDCで発表されるiOS 11に移ります。まだiOS 11に盛り込まれる新機能についての情報はほとんど出てきていません。しかしユーザーは「ダークモード」など、これまで噂になったものの搭載されてこなかった機能に期待しています。どんな機能が搭載され、iPhoneがどのように便利に使えるのか、iOS 11による発展には大いに期待したいです。
また画期的な進化を遂げると予想されるiPhone 8もiOS 11で動くことになります。そうなれば当然ですがiOS 11のベータ版にはiPhone 8に向けた準備が多数搭載されているはずです。その準備を見ることで未だに想像の域を超えないiPhone 8の具体的な姿が見えてくるかもしれません。
本当に全面液晶になるのか、顔認証は搭載されるのか、液晶内にTouch IDが埋め込まれるのか、AR対応はあるのか、ワイヤレス充電は可能になるのか、などこれまで出てきた様々な噂の答え合せがiOS 11で可能になるのではないかと期待しています。なおiOS 11が発表されるであろうWWDCの基調講演は6月6日午前2時(日本時間)から始まります。