Appleの紛失防止タグ「tag1,1」 iOS 13のベータ版内で確認

Appleが紛失防止タグを開発している」、この噂は少し前から報じられていたのですが、WWDCで発表されたiOS 13の開発者向けベータ版の中に「tag1,1」の記述が発見され、噂はかなり信憑性の高い情報へと変わりました。

find my airpods

MacRumorsより

iPhoneが近くになくてもOK?

Appleが開発中の紛失防止タグはAirPodsやHomePodのように設定したiPhoneが近づくとペアリングされるようです。この機能は他社の紛失防止タグと同様であり、iPhoneがタグの近くにある場合は音を鳴らしたり、大体の距離を表示したりできるようになるのでしょう。しかしAppleはさらに進んだ紛失防止機能をiOS 13、iPadOS、macOS Catalinaに搭載します。

Find My

新しい紛失防止機能「Find My」は対象となるデバイスがオフライン状態であったとしても、おおよその位置をユーザーに伝えてくれます。Find Myは紛失したデバイスの近くに他の人が使うApple製品があり、それがオンライン状態であれば、そのデバイスと紛失デバイスがBluetooth接続で暗号化された位置情報をやりとりし、情報がAppleに集積される仕組みになっています。紛失防止タグでもこの機能が使えれば、これまで市販されているタグにはない発見率を得られるでしょう。

発表は9月?

iOS 13のベータ版内からtag1,1の記述が発見されたことで、遅くとも年内に紛失防止タグが発表される可能性が高まっています。それほど難しい製品ではないはずで、AirPowerのように開発中止になることは考えにくく、9月の次期iPhone発表時にFind My機能の説明と同時に紛失防止タグが発表されてもおかしくはありません。私は今、tileを使っているのですが、Appleのタグが出るなら乗り換えると思います。

Tile

Appleの紛失防止タグへの興味は「本当に出るのか?」から「どんなデザインで、どのくらいの価格で出るのか」へと移ってきました。いくつか購入したいので、ぜひ買いやすい価格でお願いします。

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