IIJmio、iPhoneで使えるeSIMサービスを7月18日に開始 組み合わせ次第で料金節約が可能に

IIJmioがついにeSIMサービスを開始します。昨年発表されたiPhone XSXS MaxXReSIMに対応し、MVNOで使えるようになればかなり可能性が広がると考えていたのですが、IIJmioが7月18日からサービスの提供を始めると発表しました。(国内初、IIJmioでeSIM対応のデータ通信サービスを開始

eSIM

低容量プラン+eSIM

今回IIJmioが提供するeSIMサービスはデータプランのみとなっているため、iPhoneで使うとすれば音声通話サービスのついたプランと組み合わせるのが現実的です。例えば大手キャリアが提供する低容量プランと5分までの通話無料プランを主回線とし、今回発表されたIIJmioの「ライトスタートプラン」を副回線として組み合わせることで一定の通信容量確保と音声通話が低料金で可能になりそうです。

さらに言えば、毎月数GB分を月末にチャージするような使い方をしてしまう人は、予めIIJmioのプランに加入しておいて、データ容量が無くなればデータ通信回線を切り替えるという使い方もできるでしょう。またMVNOが苦手な昼休み時の通信は大手キャリアのデータ契約を使い、それ以外の時は単価の安いIIJmioのeSIMでのデータ通信を選ぶこともできそうです。

デュアルSIM

今回のライトスタートプランの発表でiPhoneの使い方に様々な可能性が生まれるeSIMサービスがついに国内でも動き始めたことになります。技術的にこのサービスを提供できるMVNOは限られそうですが、今後、様々なプランが出てくることでeSIMの組み合わせは無限に広がっていくのではないでしょうか。それぞれのユーザーが用途と予算に合わせて自在にプランを組み合わせられれば、iPhone(もちろんそれ以外のスマートフォン)の使い勝手は飛躍的に向上するでしょう。

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