Apple Online Storeの「非接触配達」とは

AppleはOnline Storeでの配送を「非接触配達」とすると案内しています。「非接触配達」という単語の響きは近未来的なのですが、どのような配送なのでしょうか。

Online Store

印鑑、サインなしで配送

非接触配達」と書けば、無人のドローンが誰もいない倉庫から商品をピックアップして、そのまま家の庭に荷物を投下するようなイメージですが、Apple Online Storeの場合はもう少し古典的です。Appleの説明によれば「現在すべての注文を非接触配達でお届けしております。これは、配送業者のドライバーが、手書きの署名の代わりとして、安全な距離を保って口頭での受取確認をお願いする配達方法です」となっており、単に受領確認のサインや印鑑が不要となっているだけのようです。

Apple Online Store

とはいえ印鑑やサインのためにドライバーと近くで会話するのも新型コロナウイルスの感染リスクを高める可能性はあります。ドライバーの方にとってみれば毎日何十人、何百人の人と会話することになるので感染への心配は大きいかもしれません。コロナウイルスの蔓延下で人々の生活は変容していますが、今回のような細かいところにも変化の波は及んでいます

印鑑やサインなしで受領確認を済ませられるなら、わずかなことですが無駄で面倒な動作が減るので、コロナウイルスの流行が収まっても「非接触配達」は続けてもらいたいと思います。ちなみにコロナウイルスの混乱が長引けば最初に書いたような本当の意味での「非接触配達」が実現するのではないかと少し期待してしまいます。

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