HomePod miniに温度と湿度を計測するセンサーが搭載されていることが判明しました。しかしセンサーはソフトウェア的に有効化されておらず、現状では使えない状態となっています。
HomeKitのハブとして便利
海外メディアの分解調査によってHomePod miniに温度、湿度センサーが搭載されていることが判明したのですが、HomePodの用途を考えるとセンサー搭載は必然と言っても過言ではありません。HomePodはHomeKit対応製品をコントロールするハブとして機能し、また部屋に一つずつ置かれることを想定した製品です。そこに部屋の環境を測定する機能がついているのは自然なことです。
HomePod対応の家電は種類が増えてきており、先日はHomeKit対応空気清浄機も国内で購入できるようになっています。この空気清浄機や換気扇などとHomePod miniの温度、湿度センサーを組み合わせることで、部屋の状況に応じて対応家電を作動させる(止める)ことで部屋の環境を快適に保てます。
空気清浄機や加湿器、冷暖房機器にはそれぞれセンサーが搭載されていますが、それらセンサーはその機器だけでしか利用されません。湿度や温度をきっかけに複数の家電を連動させる場合、HomePod miniに搭載された温度、湿度センサーが有効に働くことは容易に想像がつきます。
いつこのセンサーが有効化されるかは不明ですが、搭載されている以上、いずれはこのセンサーが使えるようになるでしょう。早く使えるようになればいいのですが、いつ使えるようになるかは、なぜ最初から使えるようにしなかったのかの理由(現時点では不明)に左右されるかもしれません。