M2チップ搭載のiPad Proが発表され、性能などは一部進化したものの従来モデルと大きな差がないことで、あえて新モデルを買わなくてもいいんじゃないかとの意見は多く見受けられます。AmazonではM1チップ搭載のiPad Proが最新版より安く販売されており、こちらを買った方がいいと考える人も多くいるようです。
M1→M2
iPad Proの最新モデルはM2チップを搭載したことで15％ほど処理能力が向上しているとされます。ただこの処理能力の差はほとんどの用途では実感できない差と考えられています。なた実際の機能差としてはApple Pencilが画面にタッチしていなくてもその位置を検知してさまざまな描写に対応する「ホバー」を新たに搭載し、Wi-Fi 6Eに対応（日本モデルでは使用不可）し、4K/30fpsのProRes動画やSmart HDR 4写真の撮影が可能になった違いがあります。
このくらいの進化ならM1チップ搭載の旧モデルでもいいと考える人が多く出てきてもおかしくはありません。AmazonではM1チップ搭載のiPad Proが11インチモデルで117,800円〜、12.9インチモデルで159,800円〜で販売されています。それぞれM2チップ搭載の最新版より7,000円/11,000円（+1％のポイント）安くなっており、少しでも購入費用を抑えると考えるなら旧モデルも十分に選択肢に入るでしょう。
Proなら最新モデル
ただiPadでもMacでもiPhoneでも、Proモデルの魅力の一つはその世代で最高の性能と機能を持ったモデルという点です。自身の利用シーンに合わせて最適なモデルを選ぶのも一つの買い方ですが、多少オーバースペックでも最先端モデルを買うというのは気持ちのいいものでもあります。気持ちの問題と言ってしまえば身も蓋も有りませんが、そのために1万円程度出すのは悪くないと思います。
ちなみに購入費用を抑えるためにM1チップ搭載iPad Proを検討しているならiPad Air（第5世代）も有力な選択肢なのも事実です。カメラの差などでどうしてもという点がなければM1チップを搭載し、一般的な利用では十分な性能を持っているiPad Air（第5世代）も検討対象に入れるのはお勧めです。