アメリカではamazon dashボタンが進化、好きな商品のバーチャルボタン設定可能

昨年の12月に日本でも購入できるようになったamazon dashボタンはアメリカでさらに進化しているようです。アメリカのamazon.comやiPhoneなどのAmazonアプリ内に注文商品を自由に設定できるバーチャルdashボタンが設置できるようになっているとrecodeが報じています(Amazon just launched virtual ‘Dash’ buttons for one-click buying from the homepage)。

virtual_dash_buttons

recodeの記事より

物理ボタンも便利だが…

サービスが始まったばかりの日本ではまだ42種類のdashボタンしか利用できませんが、アメリカでは200以上のボタンが利用できるようになっています。Amazonはその状況をさらに一歩進めるため、膨大な数になるAmazon内のプライム配送品全てでバーチャルdashボタンを設定できるようにしています。バーチャルdashボタンはホーム画面に表示される「1-clickボタン」のようなものですが、頻繁に買う商品ならこの機能は便利に使えそうです。

dash ボタン

物理ボタンの方が便利そうですが、このバーチャルdashボタンを使うための専用のタブレット端末(決して高性能である必要はない)があれば、物理ボタンと同様の利便性が確保されるかもしれません。ちなみにamazon dashボタンで注文できる商品はドラッグストアでの小売価格に比べて少し高い場合が多いのですが、その価格差は利便性に吸収される程度です。

汎用ボタンの販売を期待

いずれ日本でもバーチャルdashボタンサービスが始まるでしょう。ただ僕が希望するのバーチャルではなく、はどの商品を注文するかを自由に選べる物理ボタンです。物理ボタンの便利さはタブレットやスマホ、PCでは再現できません。台所や洗面所、リビングにバーチャルdashボタン用のタブレットを設置してもいいかもしれませんが、やはり物理ボタンの方が注文までのステップが少なくて便利です。

iot

またAmazonでの商品購入だけにとどまらないdashボタンにも期待しています。今でも個人レベルではdashボタンを押すことで様々な操作を実現する試みが続いています。日本でもこのような試みをAmazonが公式にバックアップすればdashボタンはIoTの世界での地位を確固たるものにできる可能性が高まります。

dashボタンは単純で非常に面白い仕組みを持った商品です。この発展にはかなり期待しています。


サントリー天然水 Dash Button

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