総務省の基地局免許情報が更新され、7月5日時点の情報に更新されています。この更新でソフトバンクの4G LTEで下り最大112.5Mbpsとなる基地局数が1万を超えていることが確認されています。すでに免許情報上では2週間前から免許数の急増が確認できており、その増加がまだまだ続いていることがわかります。
また全国各地、特に大都市中心部で112.5Mbps化が確認されており、ソフトバンクのLTEで100Mbpsを超えるエリアが急速に拡大していることがわかります。ちなみに奥さんのソフトバンク版iPhone 5sを借りて自宅(練馬区)で確認しましたが、まだここまでは112.5Mbpsエリアは広がっていないようです。しかし免許情報の急拡大をみると、自宅の112.5Mbpsエリア化も時間の問題だと思われます。
なお現在のiPhone, iPadでは機種の性能上最大の速度は100Mbpsになっていますが、条件が良ければ80Mbps以上の速度が期待できるとおもいます。
そして、やはりこの高速化は次期iPhoneのスピード競争を念頭に置いたものと考えられます。ドコモ、auがカタログ値で次期iPhoneでは(おそらく)150Mbpsを実現できるのに対し、周波数の制約上ソフトバンクのiPhoneだけは112.5Mbpsが最大となります。そのカタログスペック上の不利を実測値で跳ね返すためにも猛烈なスピードで112.5Mbpsエリアを構築しているのではないでしょうか。