先日のwatchOS 4.1へのアップデートでApple Watchの便利さが一つ増えました。これまでApple WatchではApple Musicのストリーミング再生ができなかったのですが、watchOS 4.1からはこれが可能になり、Series 3のセルラー通信機能と組み合わせることで可能性は大きく広がりました。
手首の上に4000万曲
これまでApple Musicユーザーでも、Apple Watchでは本体内に保存した曲しか再生できないという非常に面倒な状態でした。しかしwatchOS 4.1からストリーミング再生に対応したことで、iPhoneのApple Musicがそのまま手首の上に再現されます。さらにApple Watch Series 3のセルラーモデルならiPhoneを持たずに出かけた散歩中、ジョギング中、ウォーキング中にもApple Musicを楽しむことができます。
watchOS 4でApple Musicの音楽アプリが使いにくくなっていたので、ようやくって感じです。もちろんBluetoothイヤホン（やっぱりAirPodsがおすすめ）を組み合わせる必要があるのですが、Apple Watch単独でも音楽を存分に楽しめるようになりました。また一歩、iPhoneからApple Watchが独立する方向に進めたと思います。
Apple Musicの通信量は1時間で110MB
iPhoneでApple Musicを使うときも通信量に注意が必要なのですが、これはApple Watch単独で使う時も同様です。先ほど朝の散歩とコーヒーショップに行く時、Apple Watch単独でApple Musicを流しっぱなしにして通信量を確認しました。約1時間の再生時間で通信量は110MBとなり、iPhoneでApple Musicを使うのと同水準の通信量となっています。
Apple Watchの通信量はiPhoneのデータプランと共有されるので、Apple Musicをたくさん使いたいならiPhoneのプランは1GB、2GBでは不足してしまう恐れはあります。またバッテリーもそれなりに減ります。1時間で約16ポイントも減少しており、夕方、Apple Watchのバッテリー残量が少なくなってから単独で音楽を聴くのは少し厳しいかもしれません。