2017年も残すところあとわずか。ってことで今年のAppleを振り返っていきます。2017年に発売になったハードはiPad Pro(第5世代)から10.5インチのiPad Pro、iPhone 8/8 Plus、iPhone X、Apple Watch Series 3、Apple TV 4K、iMac Proと種類も数も揃っています。これら全てを購入したわけではありませんが、概ね期待に応えられる出来だったと思います。
Apple Watch Series 3に期待
2017年はiPad Pro(10.5インチ)、Apple Watch Series 3、iPhone Xを購入したのですが、どれも想像以上の出来でした。iPhone Xでは「操作体系が一新され、慣れないのでは?」との不安もありましたが、慣れるのにかかった時間は数時間程で不便さはほとんど感じませんでした。ただiPad Proを操作しているときに、iPhone Xの操作と間違えてしまうことはあります。2018年にはiPadにもiPhone Xと同様の操作体系を導入してほしいと思います。
iPadのSafariでYouTube開いた時のSpritViewが便利 pic.twitter.com/csKJaplGni
— ふーてん (@hu_ten_) 2017年9月28日
そのiPad Pro(10.5インチ)も画面の動きは滑らかで、本体サイズはほとんど大きくなっていないのに画面サイズが大きくなったのは大きな進化です。薄くて軽くてかさばらないので、気軽に外に持ち出すこともできます。欲を言えばこの性能のiPad miniが欲しかったのですが、どうやらAppleはiPad miniを更新しない方針のようです。これは諦めるしかなさそうです。
そして2017年のAppleのハードで最も期待したいのがApple Watch Series 3です。LTEでの通信機能と通話機能が搭載され、iPhoneからApple Watchが独立する第一歩を踏み出したと言えます。現時点でそれほど頻繁にApple Watchを単独で利用することはないのですが、LTEへの対応アプリが増えればApple Watchは大化けすると思います。ただLINEがApple Watchのサポートを終了したように、GoogleやTwitterなどもApple Watchへのアプリ提供を一部終了しています。Apple Watchにとって正念場となりそうな2018年ですが、なんとか踏ん張って大化けを目指してもらいたいところです。
iOSもmacOSもアプリ、動画も微妙だった
2017年も例年通り秋にmacOS High Sierra、iOS 11、watchOS 4、tvOS 11がリリースされました。しかし完成度はイマイチで非常に残念です。iOS 11は頻繁に不具合修正のアップデートを繰り返していました。macOS High Sierraもパスワードなしでログインできてしまう不具合が発覚してしまいました。2018年も当然ですが新しいOSがリリースされるはずです。そこでAppleには2017年の失態を繰り返して欲しくありません。あまり不具合が多ければ、Appleへの信頼性も下がってしまうでしょう。
Clipsで撮影 字幕は上手く入る pic.twitter.com/ivriHDOVHZ
— ふーてん (@hu_ten_) 2017年4月7日
またAppleは春に動画アプリ「Clips」を公開しました。SNS映えする動画を気軽に作れるアプリを目指していたようですが鳴かず飛ばずのまま現在に至っています。字幕が気軽につけられるのは便利そうですが、それでもClipsは人気アプリにはなれませんでした。そして同じく鳴かず飛ばずだったのがオリジナル動画コンテンツです。6月には「Planet of Apps」、8月には「Carpool Karaoke」がApple Musicで公開されましたが、それぞれ大きな話題になることはありませんでした。
2018年以降もAppleはオリジナル動画コンテンツへと注力するようで、期待はしています。しかしそれほど大きな期待は持たない方がいいかもしれません。