やはり始まっていたVoLTEの相互接続

先日、ドコモが発行する技術系雑誌にVoLTEの事業者間相互接続が10月から順次始まっているとの内容が掲載されました。これでiPhone 6時代からキャリアごとに提供されていたVoLTEが一気に便利になるのですが、正式発表はなく現状がどうなっているのかはっきりしませんでした。しかしネットメディアS-MAXがドコモの広報に問い合わせたところ、記事の内容を認める返答があったようです。

VoLTE

ドコモからはauとSoftbank回線に対応

ネットメディアS-MAXがドコモの広報に問い合わせしたところ、技術系雑誌に掲載されている「10月から順次事業者間の相互接続を開始」との内容を認め、すでにVoLTEが異なる事業者間でも利用できるようになりつつあることがわかりました。ドコモはauとSoftBankの双方との接続に対応しており、各社がネットワークごとに順次対応を進めているとしています。

ドコモ丸の内

順次」としていることで全てのユーザーの対応処理が完了しているわけではなさそうですが、近いうちに全ての対応スマートフォンユーザーでVoLTE通話が可能になるとしています。僕も実際にいろいろ試してみましたが、「au → ドコモ」では多くの場合で呼び出しが早く、VoLTEに対応しているようでした。しかしよく通話する「au → Softbank」では呼び出しが遅く、従来通りの通話でした。まだ非対応のネットワークは一定数存在すると考えられ、対応済みかどうかは実際に通話してみないと分からないようです。

au

au ショップ

それでも実際に仕様が確定して一部で実装が始まっていることを考えると、全てのユーザーへの対応が大きく遅れることはないと考えられます。素早い呼び出しと高音質通話がすべてのキャリア、すべてのユーザーで使えるようになって欲しいところです。

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